双子のようによく似たところのあるJALとANA。見た目(ホームページのレイアウト)もそうなら、基本的な性格(サービスやキャンペーン)までそっくり。でも、そこは別会社。一卵性双生児ではないんですね。成長とともに(?)このところ微妙な違いが出てきている(差別化が図られている)ようで、“ほとんど同じでしょ?”と高をくくっていると、案外大きな落とし穴に嵌ってしまいます。
旅行積立もこれに違わず。
両社の旅行積立のページはよく似たつくりです(JAL/ANA)。
基本的なスキームも同じで、毎月払いコース(言ってみれば積立貯金)と一時払いコース(定期預金)があり、これにサービス額(利子)が上乗せされて満期時に旅行券で受け取れる、と。
しかし、細かいところではいろいろと違いがあり、これが結構大きかったりします。
ここでは毎月払いコースを例に、いくつか気づいた違いを挙げてみます。
どちらも満期旅行券額と支払い回数を設定することで毎月の支払額が決定されます。しかし、JALの方は「毎月のお支払額は5,000円以上」としているため、支払い回数が最も少ない12回でも満期旅行券額は61,000円となります。この「61,000円以上5,000万円(!)まで、1,000円単位」での設定が可能です。対してANAは「満期旅行券額は50,000円以上、1万円単位」での設定。一番手軽な満期旅行券額50,000円で、支払い回数12回なら毎月の支払いは4,101円となります。
肝心の年利はキャンペーンなどもあり、12回払いについては現在3%で横並び。18回払いからはJAL 2.5%(最初の1年間については3%)、ANA 2.25%なんでしょうか。長期ではJALが有利に見えますね。
満期で受け取る旅行券の有効期限もJALの10年に対しANAは5年です。
しかし、です。
旅行券利用時のおつりについて、JALは不可、ANAは可*。
*ただし、ANA機内販売、ANA FESTA(空港売店)、ANA HOUSE(空港免税店)、ANA SKY SHOP(通信販売)での商品の購入の際は不可
中途解約は両社とも可能(ただし、現金ではなく旅行券での返却)ではあるものの、JALはすでに積み立てた金額に「契約約款の「別表」に定める係数を乗じ」て1,000円未満を切り捨てるのに対して、ANAは積み立てた金額の1,000円未満を切り捨てるのみ。
う〜ん、微妙です。
ここで、本題に戻ります。で、この旅行積立ってお得なんでしょうか?
僕なりに考えたところ、銀行の預金より金利が高いからという理由で漫然と積み立てるのはいかがなものか、と。確かに満期までは利が乗りますが、戻ってくるのは、有効期限があり、使途も制限された旅行券。使わないまま持っている間は増えることもありません。いくら当初1年の金利が3%でもそのあと5年使わなければ、たかだか0.5%単利相当での運用に過ぎませんから。旅行券を使う目的や時期がはっきりしているのなら利用価値があるのかもしれませんが、旅行券で支払ったものをキャンセルした場合の取り扱いについては記載がなく(あらかじめ問い合わせればいい話ですが)不安が残ります。挙げ句の果てに購入するのがツアー商品だったりすると、ANAの場合なら ANA JCBカードを使って、OKi Dokiランドが経由できたり、ショッピングアルファ対象だったり、その上スターαだったりすると、そっちの方が還元率が高くなったりしそうですね。JALでもこんなキャンペーンがやってたりするし。
でも、ですよ。実は積立を検討中です。極私的には意外な使い方があるかもしれないんです。
その中身は後ほど...

旅行積立もこれに違わず。
両社の旅行積立のページはよく似たつくりです(JAL/ANA)。
基本的なスキームも同じで、毎月払いコース(言ってみれば積立貯金)と一時払いコース(定期預金)があり、これにサービス額(利子)が上乗せされて満期時に旅行券で受け取れる、と。
しかし、細かいところではいろいろと違いがあり、これが結構大きかったりします。
ここでは毎月払いコースを例に、いくつか気づいた違いを挙げてみます。
どちらも満期旅行券額と支払い回数を設定することで毎月の支払額が決定されます。しかし、JALの方は「毎月のお支払額は5,000円以上」としているため、支払い回数が最も少ない12回でも満期旅行券額は61,000円となります。この「61,000円以上5,000万円(!)まで、1,000円単位」での設定が可能です。対してANAは「満期旅行券額は50,000円以上、1万円単位」での設定。一番手軽な満期旅行券額50,000円で、支払い回数12回なら毎月の支払いは4,101円となります。
肝心の年利はキャンペーンなどもあり、12回払いについては現在3%で横並び。18回払いからはJAL 2.5%(最初の1年間については3%)、ANA 2.25%なんでしょうか。長期ではJALが有利に見えますね。
満期で受け取る旅行券の有効期限もJALの10年に対しANAは5年です。
しかし、です。
旅行券利用時のおつりについて、JALは不可、ANAは可*。
*ただし、ANA機内販売、ANA FESTA(空港売店)、ANA HOUSE(空港免税店)、ANA SKY SHOP(通信販売)での商品の購入の際は不可
中途解約は両社とも可能(ただし、現金ではなく旅行券での返却)ではあるものの、JALはすでに積み立てた金額に「契約約款の「別表」に定める係数を乗じ」て1,000円未満を切り捨てるのに対して、ANAは積み立てた金額の1,000円未満を切り捨てるのみ。
う〜ん、微妙です。
ここで、本題に戻ります。で、この旅行積立ってお得なんでしょうか?
僕なりに考えたところ、銀行の預金より金利が高いからという理由で漫然と積み立てるのはいかがなものか、と。確かに満期までは利が乗りますが、戻ってくるのは、有効期限があり、使途も制限された旅行券。使わないまま持っている間は増えることもありません。いくら当初1年の金利が3%でもそのあと5年使わなければ、たかだか0.5%単利相当での運用に過ぎませんから。旅行券を使う目的や時期がはっきりしているのなら利用価値があるのかもしれませんが、旅行券で支払ったものをキャンセルした場合の取り扱いについては記載がなく(あらかじめ問い合わせればいい話ですが)不安が残ります。挙げ句の果てに購入するのがツアー商品だったりすると、ANAの場合なら ANA JCBカードを使って、OKi Dokiランドが経由できたり、ショッピングアルファ対象だったり、その上スターαだったりすると、そっちの方が還元率が高くなったりしそうですね。JALでもこんなキャンペーンがやってたりするし。
でも、ですよ。実は積立を検討中です。極私的には意外な使い方があるかもしれないんです。
その中身は後ほど...

この記事へのコメント
在庫が安定的かどうかは定かではありませんが、旅行券は金券ショップでも売られているんですね。
http://www.kakuyasu-ticket.com/travel/travelgift.html
↑はたまたまJALもANAも扱っていた一例ですが、これよりも安いお店もありました。
こうなると、積立は時間をかけるだけ無駄ですね。
http://www.kakuyasu-ticket.com/travel/travelgift.html
↑はたまたまJALもANAも扱っていた一例ですが、これよりも安いお店もありました。
こうなると、積立は時間をかけるだけ無駄ですね。
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